
株式会社毛髪クリニックリーブ21が、8月20日「発毛の日」に「全国薄毛リスク調査」の調査結果を発表いたしました。
その結果について解説していきます。
目次
「全国薄毛リスク調査」とは
株式会社毛髪クリニックリーブ21が独自に、47都道府県を対象にした薄毛への意識調査で、都道府県によって薄毛ケアの実態に違いはあるのか?分析することができます。
調査概要
調査実施日
2018年8月8日~8月9日
調査対象
全国の20~60代の男女、各都道府県50名ずつ(計2350人)
調査手法
インターネットによるアンケート調査
あなたは将来薄毛になることを不安に思いますか?
JIJI.com
「薄毛になることを気にしている(とても不安・不安)」と回答した人は全体の33.8%いました。これは3人に1人が将来薄毛になることを不安に思っているということであり、非常に高い数値だと言えます。多くの人が、将来薄毛になることに対する不安あるということが分かる結果になりました。
薄毛を気にしていない都道府県
第1位 岡山県
第2位 京都府
第3位 大分県
薄毛を気にしている都道府県
第1位 熊本県
第2位 東京都
第3位 宮城県
あなたはご自身の髪の毛の状態に満足していますか?
JIJI.com
「満足している(満足・やや満足)」と回答した人が全体の26.4%、「満足していない(不満・やや不満)」と回答した人が全体の44.1%という結果になりました。
この結果から、今の髪の毛に満足している人は約26%に留まり、満足していない人が約45%ということを考えると、多くの回答者は髪の毛の状態に満足していないということが分かりました。
今の髪の毛に満足している都道府県
第1位 岡山県
第2 位 石岡県
第3位 沖縄
今の髪の毛に満足していない都道府県
第1位 秋田県
第2位 神奈川県
第3位 和歌山県
あなたは現在ご自身の薄毛について悩みをお持ちですか?
JIJI.com
今の髪の毛の状態に満足していない人の45.9%が薄毛について悩んでいるという結果が出ました。これはおよそ2人に1人が薄毛に悩んでいるということになり、かなりの人が薄毛の悩みを持っているということが分かりました。
薄毛の悩みが少ない都道府県
第1位 長野県
第2位 鳥取県
第3位 群馬県
薄毛の悩みが多い都道府県
第1位 東京都
第2位 大阪府
第3位 福島県
1日でヘアケア(シャンプーなどの髪の毛・頭皮のケア全般)にかけている時間は?
JIJI.com
「0~5分未満」と回答した人が全体の54.2%と過半数になりました。
上記の質問では、将来薄毛に対して不安であり、現状の髪の状態に満足せず悩みを持っているという人が多かった半面、ほとんどの人はヘアケアに時間をかけていないという結果になりました。
さらに「ヘアケアはしていない」と回答した人も25%いるという驚きの結果になりました。
ヘアケアに時間をかける都道府県
第1位 埼玉県
第2位 福岡県
第3位 大阪府
ヘアケアに時間をかけない都道府県
第1位 鹿児島県
第2位 岩手県
第3位 大分県
1ヶ月でヘアケア(髪の毛・頭皮のケア全般)にかけている金額は?
JIJI.com
1ヶ月のヘアケアにかける金額は0~1000円未満と回答した人が70.5%という回答結果になりました。
もちろんヘアケアに高額つぎ込めばいいというものではありませんが、薄毛への不安や関心が高い割には、ヘアケアに対してあまりお金をかけないという傾向があるということが分かりました。
ヘアケアにお金をかける都道府県
第1位 徳島県
第2位 千葉県
第3位 埼玉県
ヘアケアにお金をかけない都道府県
第1位 宮崎県
第2位 神奈川県
第3位 大分県
現在パーマやヘアカラーをしていますか?
JIJI.com
「している」と回答した人は全体の46.0%をほぼ半数、つまり約2人に1人がパーマやヘアカラーをしているということが分かりました。
パーマ液やカラーリング剤は頭皮や髪の健康を考えると必ずしもいいものではありません。
また、パーマやヘアカラーをしている割合に対して、ヘアケアをしていない傾向があることが分かります。髪の色の維持や、ダメージの修復の為にも、特にカラーリングやカラーをしている人はヘアケアをしっかりすることをおすすめします。
パーマやヘアカラーをしている人が少ない都道府県
第1位 京都府
第2位 静岡県
第3位 千葉県
パーマやヘアカラーをしている人が多い道府県
第1位 沖縄県
第2位 大分県
第3位 秋田県
1週間で何日お酒を飲みますか?
JIJI.com
「ほぼ毎日」という回答が全体の24.23%という結果になりました。20代から60代の男女を対象にした調査ということを考えると、高い数値と言えます。
飲む回数だけでなく、飲む量も関係するので一概に言えませんが、週に何度かは休肝日を設けることをおすすめします。
休肝日に関しては、厚生労働省も週2回は休肝日を推奨しています。
お酒を良く飲む都道府県
第1位 青森県
第2位 千葉県
第3位 愛媛県
お酒をあまり飲まない都道府県
第1位 愛知県
第2位 岐阜県
第3位 静岡県
強いストレスを感じることがよくありますか?
JIJI.com
「感じる」と回答した人は全体の52.9%いました。
感じるストレスは個人によって強弱の差がありますが、強いストレスを感じると感じているのは半数以上で非常に多い数字と言えます。
完全にストレスフリーな状態を保つことは難しいと思いますが、自分なりのストレス解消法を見つけることは大切です。
ストレスを感じている人の多い都道府県
第1位 広島県
第2位 青森県
第3位 三重県
ストレスを感じている人の少ない都道府県
第1位 岩手県
第2位 鳥取県
第3位 茨城県
各調査の総合結果発表
JIJI.com
今回の各調査を総合した結果、薄毛リスクが最も低いと都道府県第1位は、徳島県という結果になりました。
薄毛への意識・取組・生活習慣といった調査で安定してリスクが低い結果になっていたのが理由です。
一方、薄毛リスクが最も高い都道府県は残念ながら大分県という結果になりました。
特にヘアケアにかける時間や金額や少なく、その他の調査でも薄毛リスクの高い調査結果になったことが理由です。
まとめ
皆様のお住まいや出身の都道府県はいかがだったでしょうか?
薄毛の悩みの原因や深刻度、対策は人それぞれ違います。また、薄毛になる体質や生活習慣が都道府県によって大きく異なることは考えにくく、都道府県別での結果が全て正しいとは言えないものの、日本全土から見ると、薄毛で悩んでいる人は非常に多いということが分かりました。
さらに、薄毛に対して不安や悩みはあるもののヘアケアの時間やお金は極力抑えたいという傾向かあることも分かりました。
シャンプーなどのヘアケアの方法や種類を見直すことだけでなく、どうしても薄毛の不安をぬぐい去りたい、改善したい方は早めに専門医の受診をおすすめします。
薄毛は早めの治療で状態が改善する可能性が高まります。