ヨーグルトに含まれるIGF-1と乳酸菌H61の驚くべき薄毛改善効果とは

ヨーグルトに含まれるIGF-1と乳酸菌H61の驚くべき薄毛改善効果とは

ヨーグルトは、乳酸菌が腸内環境を向上させ、健康や美容に効果がある食品の1つとして日常で親しまれています。このヨーグルトには育毛にも効果があるということで調査しました。

ヨーグルトとは一体どんな食べ物か?

ヨーグルト
ヨーグルトは発酵乳の一種であり、牛乳などの乳汁に乳酸菌や酵母を加えて発酵させた食品です。牛の他にはヤギや馬などの乳を原料にしたヨーグルトもあります。

ヨーグルトのIGF-1の発毛効果とは?

ヨーグルトのIGF-1の発毛効果
ヨーグルトは、IGF-1が発毛に効果を発揮し、体内から薄毛・育毛・発毛環境を整ることのできる食品です。

IGF-1の発毛促進メカニズム

ヨーグルトには、IGF-1を増やす働きがあります。このIGF-1はインスリン様成長因子のことで、人体のほとんどの細胞、特に筋肉・骨・肝臓・腎臓・神経・皮膚などに作用し、アンチエイジングにとても大きな効果があると言われています。

また、この成分は免疫力をアップさせ、骨密度も高め、肌の老化も防止してくれる、アンチエイジング効果があります。

育毛においては、IGF-1を増やすことで、毛母細胞が刺激され、発毛を促すとされています。また、IGF-1が発毛指令を出す毛乳頭を刺激することで、髪の成長期が延長され、髪が抜ける休止期が短くなるので、正常なヘアサイクルに戻すことが出来ます。

腸内環境を整える効果

ヨーグルトに含まれている乳酸菌の効果で腸内環境を整えます。

これも育毛環境を整える上で重要な役割を担っています。腸内環境が悪いと、便秘になり、悪玉菌が発生たり、血流が悪くなったり、体のサビの原因となる活性酸素を発生させたりします。

また、育毛に必要なミネラルやビタミンなどの栄養素が体内に摂り入れにくくなるため、頭皮に必要な栄養素も運ばれず、頭皮環境も悪化に繋がってしまいます。ヨーグルトに含まれる乳酸菌を摂取することにより、体内から育毛環境を向上させることが出来ると言えます。

毛髪に関係する成分を多く含むヨーグルト

毛髪に関係する成分を多く含むヨーグルト
ヨーグルトは毛髪や頭皮に関係する成分が豊富に含まれています。育毛に重要な成分の一つにタンパク質がありますが、ヨーグルトには良質なタンパク質が豊富に含まれています。

さらに、ビタミンやカルシウム、乳酸菌なども豊富で、頭皮環境を改善するのに効果的な食材であると言えます。

薄毛・育毛に効果あり!乳酸菌H61の効果とは?

直接的に薄毛を解消してくれる可能性を持つH61という乳酸菌が発見されたという研究データがありましたので紹介致します。

背毛を除去した成長期に入る時期(4週齢)のC57BL/6雄性マウスに対してPS-B1の発毛促進作用を見るため、20%エタノールにPS-B13%および5%含むものを塗布試料溶液として用い、各試料(50 μL)を1日1回塗布し発毛促進効果について調べた。対照としては、発酵ろ液のコントロールとして豆乳上清5%を含む20%エタノール溶液を用いた。その結果、PS-B1の塗布により、対照群と比べ休止期が1週間程度短縮される傾向が見出され、PS-B1が発毛促進効果を有することが示唆された。

乳酸菌H61を摂取すると、しなかった場合よりも若さが保たれ、抜け毛も見られなかったという研究結果が発表されています。
しかしこの研究は、まだ人体での実験が行われていません。

ヨーグルトで薄毛・育毛対策!ヨーグルトの選び方とは?

薄毛・育毛対策のヨーグルトの選び方

現在ではさまざまなヨーグルトがあります。しかし、乳酸菌やビフィズス菌は胃酸に弱いため、生きたまま腸に届くのは、ほんの一部です。

生きて腸に届くビフィズス菌のヨーグルトが販売されているので、そういったヨーグルトを選ぶようにすると、より効果を得られやすいです。しかし、生きたまま腸に届いても自分の体に合っていなければ効果はありません。

数日間食べてみて、腸内の環境が向上していないなと感じたら、ヨーグルトを変えてみることをオススメします。

また、H61を含むヨーグルトもネットなどで販売しているので、そういったものを選んでみてもいいかもしれません。

豆知識!古くから伝わるヨーグルトの歴史とは?

ヨーグルトの歴史
ブルガリアが発祥といわれているヨーグルトの歴史はとても長く、紀元前3000年とも5000年とも言われていますが、正確な記録や文書が残っているわけではないので正確には分かっていません。

初めは作ろうと思って作っていたわけではなく、ヤギの皮に入れていた生乳がバクテリアの発生により、時間と共に自然とヨーグルトのようになっていたのが起源だと言われています。

日本へと伝わってきたのは7世紀頃の飛鳥時代で、日本で一番古い医学書に乳製品の効果が記されています。日本でヨーグルトとして有名になったのは、大正時代の初め頃で、大正6年に乳製品のメーカーである「チチヤス」から、日本で初めてのヨーグルトが発売され、そこから広まっていったと言われています。

最後に

ヨーグルトには薄毛対策に効果的な成分や栄養素を豊富に含んでいることが分かりました。スーパーなどで手軽に手に入れることのできる食品なので、日頃の薄毛対策に取り入れてみるのをオススメします。

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本記事の寄稿者情報

鈴木亮輔
31歳独身。趣味はPCの自作と猫カフェ巡り。新宿のIT会社に勤務するサラリーマンです。20代中盤から徐々に抜け毛が増えて薄毛(M字部分)になり始め、長年に渡り自身で育毛剤を自作するなどの抜け毛や薄毛の改善方法を模索した実体験や、AGAクリニックの通院体験を活かして記事の執筆をしています。薄毛に悩む人は一人でも減ることを祈って、薄毛や育毛対策に有効となる情報を発信をしていきます。
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