育毛剤、正しく使えてる?正しい使用方法を解説

育毛剤、正しく使えてる?正しい使用方法を解説

薄毛が気になった初期の段階で、まず手にする方も多い育毛剤ですが、皆様は育毛剤を正しく使用できているでしょうか?
育毛剤によっては高価なものもあり、折角使うのならば出来る限り効果を実感したいところです。
そこで今回は育毛剤の正しい使い方を解説したいと思います。
これを読んで、毎日の薄毛ケアをより良いものにして下さい。

育毛剤は薄毛対策におすすめできる理由

最近薄毛が気になってきて対策をはじめようという方も、薄毛対策はずっとしている方も育毛剤はおすすめできます。その理由を以下にまとめました。

  1. 専門医や皮膚科医のいる病院に行かなくても、育毛剤をドラッグストアやインターネットで購入できる
  2. 頭皮環境を向上させ、発毛しやすい頭皮状態に導くことができる
  3. 比較的安価に薄毛対策が出来る
  4. 日常的に、気軽にケアすることができる
鈴木亮輔
『薄毛が気になり始めたけれど、病院に行くのは敷居が高い…』というかたにとって、育毛剤は手に入りやすく、また比較的安価な商品もあるので薄毛対策に取り入れやすいと言えます。
また、『すでに病院で薄毛対策をしている。内服薬も使用している。』という方にとっても、育毛剤を使用することで頭皮の状態が向上し、治療薬の発毛効果を最大限に発揮させることができると言えます。

育毛剤の正しい使い方を解説

実は自分も最近育毛剤を使ってますよ!
鈴木亮輔
毎日の薄毛ケアに育毛剤を取り入れることは非常におすすめできます。
ところで育毛剤の正しい使い方って知っていますか?
使い方…あんまり気にしてなかったです…
鈴木亮輔
では育毛剤の効果的な使い方を解説していきましょう!

夜は必ず塗布する

育毛剤を使用するタイミングは薬のように厳密な決まりはありませんが、できれば夜は必ず塗布することをおすすめします。
夜と一言で言っても具体的なタイミングはいつがいいのかと思うかもしれません。
夜の育毛剤の塗布は、ズバリお風呂上りがおすすめです。
理由は、日中の汚れを洗い流し清潔な頭皮で使用することによって、育毛剤の有効成分が浸透しやすくなり、効果を発揮しやすくなるからです。
また、風呂上りは血行がよくなっている状態なので、有効成分が吸収されやすくなっていると考えられます。
さらに効果を実感したいのであれば、朝と晩に1回ずつ使用することがおすすめです。

髪が濡れた状態では使用しない!乾かしてから使う

『髪や頭皮が濡れた状態で使っている』という方は意外と多いかもしれませんが、実は髪や頭皮をしっかり乾かした後に育毛剤を使用するのが望ましいと言えます。
理由は2つ考えられます。
1つは髪や頭皮が濡れている状態で育毛剤を塗布すると、育毛剤が水で薄くなってしまい効果が出にくくなってしまうことが考えられます。
2つは髪や頭皮が濡れた状態で育毛剤を使うと、その後ドライヤーを使って乾かすことになります。そうすると、育毛剤の成分が熱で変性してしまうことも考えられます。
以上の理由から、育毛剤はドライヤーで乾かした後に使用することが望ましいのです。

出来るだけ髪につかないように頭皮に塗布するイメージで

育毛剤を使用する際、多少髪の毛に付いてしまうことは避けては通れませんが、出来るだけ髪ではなく頭皮に付けるようにして下さい。
方法としては髪の分け目を作り、そこに適量塗布するのを何回かに分けて行うと髪の毛に付く量を最小限に抑えることが出来ます。
こにおタイミングで頭皮のマッサージを行う方も多いと思いますが、マッサージによって頭皮が傷ついてしまう可能性もあります。
指の腹で優しく頭皮を押すようにすると、育毛剤がじっくり浸透していきます。

育毛剤を間違えた使い方をしていると…

育毛剤には頭皮を健康的に導いたり、発毛環境を向上させたりする成分が配合されています。どんなに効果のある成分がたくさん配合されていたとしても、使用方法が間違えていることによって十分な効果が発揮できない場合もあります。
間違えた方法で効果が出ない原因として考えられるのは、育毛剤の成分がうまく浸透していないことと、髪の毛が育つ頭皮環境が整っていないことの2つが考えられます。
育毛剤の効果を十分に発揮させる為には、「育毛剤を正しく使うこと」と「育毛剤使用前後のケアを正しく行うこと」の2点がポイントになってきます。

育毛剤に関する疑問

気になる育毛剤の使用に関する疑問をまとめました。

育毛剤は年齢が若くても使用可能なのか?

基本的に育毛剤には年齢制限が設けられていないものが多く、若いときに育毛剤を使用することはいけないことではありません。
逆に年齢が高い方は使用しない方がいいということもありません。
ただし、若い段階で育毛剤の使用を考えている方は、効果の穏やかな『化粧品』に分類される育毛剤から試してみることをおすすめします。
効果や体質を試してみてから、さらに効果の強い『医薬部外品』に分類される育毛剤を使用してみるのが育毛剤の選び方でおすすめです。

育毛剤は髪を生やすことができるのか?

育毛剤で薄毛対策をするのであれば一番気になるところが『発毛が期待できるか?』という点だと思います。結論から先にお伝えすると育毛剤には直接的に髪を生やす効果はありません。配合されている成分は頭皮の環境を向上させることを目的としているものが多いです。
しかし、育毛剤の中にはミノキシジルや、発毛を促進する因子の分泌を促進する効果のあるものも販売されています。
これらは薄毛治療でも使用されている成分なので、体質によっては薄毛改善効果を発揮することも考えられます。

育毛剤はどれくらい使用するべきなのか?

育毛剤の効果は個人差があるものの、1ヶ月くらいの短期間では効果を実感することは難しいと言えます。
髪の毛が生えて、成長して、抜ける…というヘアサイクルは、

いくつかの育毛剤を併用してもいいのか?

育毛剤の併用はおすすめできません。
いくつか使うことで、どの成分や育毛剤が自身に合い、有効なのか判断が難しくなります。
1本を数か月使用して様子を見てから、効果が感じられなければ他の育毛剤を試してみるのが望ましいと言えます。

まとめ

今回は育毛剤の正しい使い方を解説致しました。
育毛剤は薄毛ケアとしては取り入れやすく、毎日行えます。(筆者も日々のケアでお世話になっています。)
体質によっては育毛剤を使用することで発毛するかもしれませんが、基本的には頭皮の状態を健康に導く作用があるケア用品と考えられます。
つまり、過剰な期待はNGということです。
『発毛効果が期待できないなら使用しなくてもいいんでは…』と思うかもしれませんが、そう結論付けるのはちょっと早いかもしれません
なぜならば、頭皮は髪の毛を生やす土台になる場所だからです。
この頭皮が健康でなければ、発毛を促進させる治療薬も無駄になってしまいます。
薄毛ケアに関しては、『これだけやれば生える』という究極的な治療法は現在医療ではありません。
その為、いくつかの薄毛ケア・治療を組み合わせることで最大限の効果を享受することができると考えられます。

本記事の寄稿者情報

鈴木亮輔
31歳独身。趣味はPCの自作と猫カフェ巡り。新宿のIT会社に勤務するサラリーマンです。20代中盤から徐々に抜け毛が増えて薄毛(M字部分)になり始め、長年に渡り自身で育毛剤を自作するなどの抜け毛や薄毛の改善方法を模索した実体験や、AGAクリニックの通院体験を活かして記事の執筆をしています。薄毛に悩む人は一人でも減ることを祈って、薄毛や育毛対策に有効となる情報を発信をしていきます。
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